2020年5月18日月曜日

新会社登記の知らせ‼️

こんばんわ🌏
尺八シンガーのクレアシオン桂です🍀
いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます😊

外出規制が緩和されて今日が最初の日曜日ですが、56日間の外出規制

厳しかったせいもあり、人々はどんどんと外出を楽しむようになってきました。


わたしは、まだロックダウンモードから中々抜けきれないのでは?

と案じていたのも、無駄な老婆心となり、外出規制緩和された12日から3日目の昨日、
フランス人弁護士からの連絡で、すっかりロックダウンモードから目覚めたわけです😆

「あなたの新しく起業していた会社の件ですが、ようやく商事裁判所に公的に登記されました!」

フランスに初めて渡仏したのが1990年の夏。
それから、フランス滞在トータルは早20年になりました。
初のフランスで会社を2月に入って起業し、登記を申請するために弁護士に依頼していたのです👽

 そんな矢先、コロナウイルスのパンデミックに入り、ロックダウンになってしまい、

大幅な遅れを余儀なくされてしまいましたが、

 そんな中での朗報!🎉😃




予定より、2ヶ月以上も遅れての小さな小さな会社誕生です。
 出資金も、極小ですが😉
 しかも、役員は3名存在しますが、わたしはパリ在住ということで代表に!
 なぜ、フランスに会社を起業する必要があったのか? 
 尺八シンガーなのに?
 自分でも正直不思議なんですよね〜〜😅

 日本に帰国し数年ほど、息子が幼少期はどっぷりと日本で過ごし、大病をし
大手術をした母の看病を経て、2010年の初夏に天に見送る🌈
そして翌年には、フランスに小学生の息子と戻ることになり、、
それから5年後

個人事業主(Auto-Entrepreneur)という身分でフリーランスとして、

演奏家としての活動や音楽家やアーチストとしての創作活動、イベントの企画など幅広く活動することにしました。
 正式に就労可能な滞在許可証を持っていましたが、フルタイムで会社などに雇用される給与所得者としての生活は、わたしの性にはどうしても合わなそうに感じましたし、
一人息子との時間もなるべく取りたい思っていたので、フリーランス形態が一番理想だったのです‼️



 こうして、さらに数年間、色々な世界観の方々との貴重な出会いを通じて、音楽や尺八を通して、益々たくさんの素敵な経験をさせてもらい、血となり肉となる仕事を経験する中で、出会いがさらに縁を紡いで、さらに出会い、人生の織物が織られてきました🧶

その中で、シンガポールをベースに会社を設立起業、世界を駆け回っている素晴らしい女性起業家と知り合いましたが、その彼女と引き合わせて下さった、長いビジネスキャリア
のある素晴らしいふたりの女性パワーのバックアップもあり、このフランスに子会社を共同設立すると言う話しになり、半年前は空想話しだったのですが、本当に出来てしまった、という訳なのです🚀

 それで、そのできた会社で何をするの?気になりますよね、、🤷🏻‍♀️
シンガポールの会社では、日本の小さな店や、中小企業の素晴らしい日本の伝統工芸品を海外に広げ、ビジネス販路を開拓するきっかけ作りをするために、経済産業省とやり取りしたりコーディネートする会社のフランスの取引先が、「この新しい誕生した会社」と
なる訳です🙌

 その会社のサポートもあり、この度、音楽やアートの世界にどっぷりと浸かってきたわたしが、子育てを一段落して、新たな人生スタートを切るけじめとして、この新会社起業に至りました🤝
 理由は?直感ですかね🤩


 
フランスの会社形態は、いくつもありますが、出資金が少しでも良い小さな会社形態を選び、

SAS ( Société par action simplifié ) 単純型株式会社を選びました🤓


フランス法における最新の会社形態で、資本金を含め定款自治に委ねられる部分が多く、非常に柔軟な組織形態😋
出資者は1名以上、最低資本金規制はなく、近年利用するケースが増えているとの事😃

今回は、少ない出資金で3人の役員でスタートしますが、増資も途中でできるので、
先ずは無理せず、

可愛くたったの1200€「15万円」ですよ〜😅

会社設立のステップは?

① 事務所探し→会社本拠地の指定 

自宅兼オフィスですから、出社の必要無し🙆‍♀️

② 法人形態 (SA、SARL、SASなど)の選択

迷わず、SAS を選択‼️ 


③ 会社定款の作成および署名
(定款作成には、登記住所、会社役員、会社の目的の確定などを済ませておく必要があります)

これ、これが大変‼️

なので、フランス弁護士さんを知人に紹介してもらいました😊

運良く、弁護士になって一年目の、若い優秀なホヤホヤの弁護士さんで、
何と商事裁判所登記手続き費用500€ほど🤩

④ EU域外の外国人役員の場合には、長期滞在ビザと滞在許可証の取得、あるいはフランスに居住することを希望しない外国人役員のための事前届出の履行

フランス国外の役員も、パスポートなどの身分証コピーだけでOK🙆‍♀️


⑤ 商号の選択および商事裁判所書記局での類似商号調査

H.A.K Vigne に決定🌏 ロゴデザインも才能溢れる友人がすってきなロゴ

を作成してくれました🐥
三人の役員の頭文字イニシャル、白 にVigneはワイン畑🍷 赤
🇯🇵 

⑥ 法的に必要な場合は、会計監査人の選任及び資本金の設定

はい、一人400€ずつ、で、三人で1200€🌈にしましたが、

弁護士さんが言うには1€以上なら良いとか?えっ!いくら何でも?それは、、、😅

⑦ フランス国内の銀行口座の開設、および設立中の会社資本金の払い込み

自宅兼会社から徒歩10分の、自分の個人口座とは違うBanque Populaire というフランスの銀行に法人口座開設に決めました‼️

法人口座開設のためにも、アポを何度も取りましたが、マスク必須で、モゴモゴお互い
しながら、手続きを進めましたよ😷

⑧ 本社所在地の税務署への定款登記

⑨ 設立通知の法定公告掲載紙へ公示

弁護士さんに作成して頂いた会社定款を代行で登記してもらいました📝

銀行のシャッターは閉まっているように見えますが、奥でみな出勤して仕事中


設立手続き費用は、
株式会社(SA)、有限会社(SARL)、単純型株式会社(SAS)
いずれも

商業・会社登記簿(RCS)への登録料は50ユーロくらい

と言われていますが、まだ請求書は来ていません📨

約230ユーロの法定新聞への公告費用も必要💰

実際の手続を進めるにあたっては、専門弁護士と相談することをお勧めします🤝

コロナパンデミックを乗り越えて誕生したばかりの、ホヤホヤの小さな
SAS H.A.K Vigne 会社ですが、小さく産んで、大きく育てて行けるように
会社育て、ベストを尽くします🤲

どうぞ、宜しくお願い致します🇯🇵🇫🇷🌏




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